2021-02-15

<レンタルなんもしない人>というサービスをはじめます。

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<レンタルなんもしない人>というサービスをはじめます。
レンタルなんもしない人
1500円
河出書房新社

ネットニュースだったと思うが、こういう人がいることは知っていた。気恥ずかしいことをするときに誰かに傍にいて欲しいとか、何も知らない相手だからこそ込み入った話ができるというのはよくわかる。交通費と必要な飲食代だけもらうという。どうやって家族を養っているかというと貯金を切り崩していると言うがさすがにムリ筋な理由だ。

利用者側の話よりも自身の話がメインだったのは予想外だった。会社を辞めてフリーでライターをしていたときに、苦労して記事を書き上げる自分と苦労せず書ける人が同じ金額なのはおかしいと言う。苦労している自分の方が高くあるべきという理屈には驚いた。まだ逆ならわかるが、途中で読むのをやめようかと思った。もっと達観した人かと思っていたが些細なことに拘るオードリーの若林のような人だった。毎日知らない人に会うことはまったくストレスにはならないし、重い話を聞いて精神的にしんどくなることもないらしい。むしろしんどくなるという概念がわからないようだ。奥さんがすごいなと思う。夫が毎日見ず知らずの人と会い、ときには家にまで行くとか、今の時代心配ではないのだろうか?

岩田聡氏の本を読んだばかりだったので、その視点の違いが際立つ。岩田氏は人はこういうものだから自分はこう行動しているなのに対し、この本は自分はこういう人なので・・と常に自分が中心だ(笑)。

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