2011-09-07

日本人の9割に英語はいらない

日本人の9割に英語はいらない日本人の9割に英語はいらない
(2011/09/06)
成毛眞

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私は大きな相手に対して、客観的かつ論理的に、それはオカシイんじゃないの?と声を上げる人が大好きだ。成毛氏といえば、日本マイクロソフトの社長だった人であるが、個人的にはアスキーのイメージが強い。(最初はアスキーマイクロソフトという名前だったしね)

成毛氏は英語を否定しているわけではなく、本当に必要な人は国民の1割程度だよね、他の9割の人たちが英語英語と騒ぐことはないと書いている。必要に迫られればいやでも覚えるのが言葉というもので、それから始めても全然遅くなんかない。むしろ英語の前に日本の文化や歴史を学ぶことのほうが大切だという、至極真っ当な考えである。
インドは英語が準公用語だが、それは公用語であるヒンディー語を全国民が話せるわけではないという事情があるためで、日本が日本語で大学の授業をしていると聞くと驚くそうだ。母国語よりも外国語を優先しないと生き残れない国が、果たして幸福なのだろうかと問いかけている。
イチロー選手は言葉の表現にかなりこだわるので、本人は英語を話せるが、インタビューでは通訳をつけて日本語で答える。
フィンランドには落ちこぼれという概念がなく、留年すると「長い期間、勉強した」というとらえ方をされ、褒められる。授業の内容を理解しないまま卒業するほうが恥だという考えがある。
TOEICの受験者は世界で年間600万人、そのうち日本人が160~170万人を占める。

鳩山、菅の二人が総理大臣になってから書店に本を買いに行き、買った本を報道陣に公開したことに対して、本の内容以前に、このような情報を何も考えずに公開してしまう意識の低さに危機感を抱く、と書いている。まったく同感、よくぞ書いてくれました。そこに相手を撹乱する意図があるはずだと願いたいくらいだ。

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