町工場の娘
諏訪貴子
1600円(税別)
日経BP社
余命四日と宣告されて、その通り亡くなった父の後を受け、従業員30名弱の町工場の社長になった女性の話。左が二年前に出た一冊目、右は最近出た二冊目だ。一冊目の町工場の娘だけ読めば十分だと思う。やっぱりこういう現場の話って面白いんだな。社長就任早々、5名の社員をリストラしたら自分に社長になってくれと頼んだ幹部社員が「何てことをするんだ、このやろう」と食ってかかってきたとかリアル過ぎる。
勝気さ、論理的思考力、お母さん的気遣いで会社を立て直す。本に書いてあるような、論理的思考力を持つ人は結構いるが、それを実行できる人は非常に少ない。頭がいい人というのは何でも理屈で考えるだけで、コツコツ面倒くさい現場作業はやりたがらない。本にしたらライバルに真似されませんかと言われるらしいが、大丈夫なんだな。世の中そう簡単じゃないのね。
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