お金の流れで読む日本の歴史
大村大次郎
1400円(税別)
KADOKAWA
著者は元国税調査官で既に30冊以上の本を出しているそうだ。歴史の本を読むと生々しいところがあって、そこが苦手な人もいるんじゃないかと思うが、この本はお金に関する歴史の本なのでそういった心配はない。戦国時代、ポルトガルが長崎から日本人の奴隷を世界に輸出していたとか、明治維新で廃藩置県を行うのに明治維新の中心だった薩摩藩、長州藩、土佐藩、肥前藩がまず先に藩を消滅させて他の藩に模範を示したとか、大日本帝国は他のアジア諸国と比べると汚職が少なく国の予算を有効に使えたとかいう初めて知る話が興味深い。金の切れ目が縁の切れ目というが、財政の悪化というのは時代が変わるトリガーになるんだなと改めて感じた。
大人になってから思うんだけど、歴史って過去から延々と続く物語のようなものだから、本来面白いはずなのに、面白くなるように授業を工夫する先生は一人もいなかったな(遠い目)
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