★☆☆(辛口)
流されるように観に行ったが、山田洋次だなー。
テレビでやる山田洋次監督のドラマを見ることはない。理由は見なくても内容が想像できてしまうから。
この映画は1953年公開の小津安二郎監督の「東京物語」をモチーフにした作品。渡る世間は鬼ばかりもそうだけど、年配の人はこういうのが好きだということが、客層からもうかがえる。瀬戸内海の小島に住む平山周吉(橋爪功)と平山とみこ(吉行和子)が東京に住む子供たちに会いに来るが、家庭もある子供たちは忙しくて東京見物にも連れて行けない。しまいには高級ホテルの宿泊プランをプレゼントしてみたり・・・。妻が亡くなり、これからどうするんだろう?と思っていたら、非常にあっけない幕切れ。どうぞ後は皆さんでご想像なさってくださいという感じか。長男役の西村雅彦などが年老いた両親を気づかう何気ないセリフがあるのだが、あーやっぱりこういう立場の人はこういう振る舞いをしないといけないんだな。なんでも当初、平山周吉役は菅原文太、妻・とみこ役は市原悦子の予定だったらしいが、市原悦子じゃなくてよかったんじゃない(笑)。
0 件のコメント:
コメントを投稿