ミレニアム・ファルコンを作った男
成田昌隆
1600円
光文社
SNSで紹介されていたので興味を持ち購入。理系の大学を出てNECに就職し仕事は楽しかったものの、毎日22時までの残業と休日出勤に疑問を感じ、証券会社に転職してIT子会社に出向、数年後アメリカで働く機会を得る。親会社のニューヨーク駐在事務所の初代所長になってから人間関係などで仕事が苦痛になり、CGの世界へ・・という人生。
会社員時代からCGアニメーションを作って何十社にも送ったり、学校に通ったり、熱意と努力の人である。正直、途中の専門的な話には全然ついていけないが、アメリカ人の多くは相手が英語を話さないことに慣れているとか、アメリカの転職活動の話や、グリーンカードの取得方法などアメリカ社会を知ることができる。
現在、ジョージ・ルーカスが設立したILMという最大手でCGの原型を作るモデリングという仕事をしている。優秀な人が多いILMでは仕事に手直しが発生することに不満を漏らす社員はいないというのは興味深い。アメリカとはいえ結構ラフな要件で仕事が始まり、想像力が大切だということも意外でもあり、そこは国関係なく仕事が出来る人の共通項なんだなと思う。
職人的に仕事をすることに適性も興味もない私には感情移入する箇所も少なく、本を紹介していた方ほどの満足感は得られなかったかな。

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