2021-09-13

超現代語訳 幕末物語 笑えて泣けてするする頭に入る


超現代語訳 幕末物語 笑えて泣けてするする頭に入る
房野史典
830円
幻冬舎文庫

文庫でこの厚さは腰が引けるが面白いのは間違いないだろうと思って購入。買って正解(笑)。とにかく登場人物が多い。欧米との開国交渉の辺りはあまり頭に入らないが、一気読みする。坂本龍馬が登場するページは思いの外少ない。

江戸無血開城後、東北の長岡藩家老河井継之助と新政府軍岩村精一郎が会談を行うが、岩村は継之助をどこにでもいる能ナシおっさん家老と決めつけ、話に耳を貸さず交渉は決裂。Wikipediaでも岩村は軽率で無思慮との評価だったらしい。その後、戦になり新政府軍は継之助に大変苦しめられる。のちに、新政府軍の品川弥二郎が「継之助との交渉に岩村のようなガキを出さずに北越方面の参謀だった黒田清隆か山縣有朋を出していたら戦争をせずに済んだんだ」と言ったとか。

人のレベルが合わないことで仕事が上手く行かないというのは現代でもありがちだが、西郷隆盛と坂本龍馬とか勝海舟と西郷隆盛とか大事なところで人間レベルが合ったのは日本にとって本当に良かったなと思う。

戦国時代のようにスーパーな武将が活躍するのではなく、藩主の下で身分を超えて抜擢されたり罪を許された人が活躍したのが幕末だったのかなと感じた。

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