2011-01-09

最低で最高の本屋

最低で最高の本屋 (仕事と生活ライブラリー)最低で最高の本屋 (仕事と生活ライブラリー)
(2003/02)
松浦 弥太郎

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買ってから知ったが文庫が出てたんだね。弥太郎としてはかなり古い本だが、その優しい文章はいまと変わらない。まだ暮しの手帖編集長になる前のせいか、仕事に対しての熱い感じがなく、素の弥太郎がわかって興味深い。

 人生の中には自分が生まれた日と、自分のことが理解できた日、ふたつの誕生日があり、
 後者をセカンド・バースデイと言うらしい。

 最初に寄付したいと施設に伝えたところ、「量は少なくてもいいから、なるべく続けてくだ
 さい」ということでした。児童福祉施設にいる子供たちは大人の勝手な理由でそこに入ること
 になったわけです。寄付という行為も子供たちにとっては「大人の理由」で第三者が関わって
 くることなのです。それが大人の勝手な都合で中途半端に終わってしまうと、子供たちは
 「やっぱり大人は信じられない」と思ってしまうからだそうです。

 なるほどね、タイガーマスクさんわかりましたか?

 編集の仕事をしていて、ある程度形になってきたときにクライアントに見せると、みんなアラ探
 しをはじめる。そんな簡単な仕事はないなと弥太郎は言う。「ここがいいから、もっとよくして
 ほしい」という注文が一番大変なのだ。


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