滅多に会わない部長が課会に一度だけ出席したことがある。最後に何かないかと言うので、私が職場がある自社の建物が古いので建て替えの予定はないのか?と聞いた。そのときの部長の返事はすぐにどうこうするようなものではなかった。
ところが、翌日には業者がきて足場を組んでいき、アレヨアレヨという間に窓は鉄製からサッシになり、コンクリート色むき出しの外壁は塗りなおされ、雨漏りしていた屋根は全面的に改修された。図に乗った私が言い過ぎたせいで、部長を本気にさせたのかもしれない。
私も大人になり、当時上司だった課長はそのときどんな気持ちだったのだろう?と思う。
きっと課長は毎年総務に雨漏りをなんとかしてほしいと要望はしていたと思う。だけど予算も厳しいので総務に門前払いされていたのだろう。世の中そんな例はたくさんあると思う。
そんなときに私が課長を飛び越えて部長に言ってしまったばかりに、超法規的な措置により課長レベルでなかなか進まなかった事があっという間に実現してしまったわけで・・・、今の私が課長の立場だったらメンツ丸潰れで居たたまれなかったと思う。いまは悪いことをしてしまったという後悔の気持ちが大きい。
ただ最後に言い訳じゃないけど、こういう冗談のようなホントの事がある会社って面白いと思うし、若造だった私のケンカを買ってくれた部長には本当に感謝している。
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